Nobo-Sanのボクジュー一滴

正岡子規『墨汁一滴』の超・現代語訳ブログ。やっぱり柿うまい。

去来したこと

 5月はイヤな月である。この2,3日はますます5月らしくなってきて、不快でたまらない。頭モヤモヤで考えが少しもまとまらない。

 

 夢の中では今でも平気で歩いている。しかし物を飛び越えなければならないとなると、いつでも首を傾ける。

 

 この頃の天気予報がビックリするほど当たらない。

 

 体が押されて痛いときは、他にどうしようもないから、空中にフワリと浮きたいと思う。空気の比重と人間の比重とを同じにして。

 

 去年の今頃は座ったままでズリズリといざるようにして隣の間くらいには行けたのだが、今年の今は寝返りが難しくなった。来年の今頃は動けないようになっているだろう。

 

 先日私が引いた凶のおみくじを、穴守様(穴守稲荷神社)で流してもらった、とわざわざ鼠骨から報告。

 

 タケノコが掘ってみたい。

 

 日光が新緑を射て、驟雨一過。快い。緑のぬれぬれしている中をカラスが1羽、葉に触れそうにして飛んでいく。

 

P.S. あとで読んでみると文体が一致していない。アタマ悪い証拠である。

 

(1901/05/15)