2023-04-17 ワケ判らんおみくじ 墨汁一滴 鼠骨が使いの者をよこして、ブリキの缶が欲しい、というからあげたら、その缶の中におみくじを入れて持ってきた。 まず一つを引いたら、「第九十七凶」と書かれており、その文句は、 霧罟重楼屋(むころうおくをかさぬ) 佳人水上行(かじんすいじょうにゆく) 白雲帰去路(はくうんかえりさるのみち) 不見月波澄(げっぱすむをみず) というものであった。この文句の解釈ができないので、それからずーっと毎日考えて、もう30日になるのだが、いまだに少しも手掛かりができない。 (1901/04/17)